【2026年6月開業】星のや奈良監獄|日本初の重要文化財監獄ホテルの全貌を調べてみた

2026年6月にオープン予定の、とても気になる施設について調べてみました。それが、星野リゾートが手がける日本初の監獄ホテル「星のや奈良監獄」です。

国の重要文化財を活用したラグジュアリーホテルという、聞いただけでワクワクするこのプロジェクト。一体どんな施設になるのか、最新情報をまとめてシェアしたいと思います!

2026年6月、ついに開業決定!

星のや奈良監獄は、2026年6月頃の開業で調整中とのこと。同じ敷地内には「奈良監獄ミュージアム」が先行して2026年4月27日に開館する予定です。

当初は2021年開業予定でしたが、文化庁との協議や新型コロナの影響などで延期を重ね、2026年春開業予定とアナウンスされていました。そして2025年10月に、より具体的に6月頃という時期が発表されたんです。

旧奈良監獄ってどんな建物?

星のや奈良監獄として生まれ変わるのは、1908年(明治41年)に竣工した「旧奈良監獄」。明治政府が監獄の国際標準化を目指して建設した五大監獄のひとつで、長崎・金沢・千葉・鹿児島にも同時期に建設されましたが、現存するのは奈良監獄だけなんです。

設計したのは、当時司法省に勤めていた山下啓次郎氏。イギリス積みの赤レンガを使ったロマネスク様式の美しい建築で、その歴史的価値と意匠性の高さから、2017年に国の重要文化財に指定されました。

建物の特徴は「ハビランドシステム」と呼ばれる構造。中央看守所から放射状に5つの収容棟が広がっており、少ない職員で全体を見渡せる設計になっているんです。

1946年からは「奈良少年刑務所」として使われていましたが、老朽化などの理由で2017年3月に閉鎖。その後、保存・活用プロジェクトが始動し、今回の監獄ホテルとして再生される運びとなりました。

星のや奈良監獄の施設概要

調べてみたところ、施設の詳細はこんな感じです。

基本情報

  • 所在地:奈良県奈良市般若寺町18
  • 客室数:48室
  • チェックイン/アウト:15:00 / 12:00
  • 付帯施設:レストラン、ラウンジ、奈良監獄ミュージアム

客室について
かつての独居房(1部屋約5平方メートル)を複数つなげて、ラグジュアリーな客室に生まれ変わります。最高級の部屋は9つの独居房をつなげて作られるとのこと。赤レンガやアーチ屋根など、監獄時代のデザインを活かしながら、現代的な快適さを兼ね備えた空間になるそうです。

料金について
正式な宿泊料金はまだ発表されていませんが、開発当初の計画では1泊5万円〜8万円前後を想定した高級ホテルとして構想されています。星のやブランドのラグジュアリーホテルということを考えると、この価格帯は妥当かもしれませんね。

併設される「奈良監獄ミュージアム」も注目!

星のや奈良監獄に隣接する形で、日帰り利用も可能な「奈良監獄ミュージアム」が2026年4月27日に開館予定です。

ミュージアムのコンセプトは「美しき監獄からの問いかけ」。訪れる人が自らと対話し、生き方を見つめ直すきっかけを提供する、新しいタイプのミュージアムを目指しているそうです。

星野リゾートの星野佳路代表は、「ミュージアムを見終わったときには会社を辞めたくなる。そんな施設を目指している」とコメントしているのが印象的でした。

ミュージアムの見どころ

保存エリアと展示エリアに分かれており、当時の中央看守所や独居房が並ぶ第三寮などを見学できます。

展示エリアは3つの棟で構成:

  • A棟「歴史と建築」:旧奈良監獄の設計思想や明治期の行刑制度を紹介
  • B棟「身体と心」:被収容者の視点から日々の生活や規律を再現
  • C棟「監獄と社会」:国内外のアーティストが「監獄」から受けたインスピレーションを作品化

アートディレクションはTSDOを率いる佐藤卓氏が担当し、ミュゼオグラフィー・スーパーバイザーにはルーヴル美術館ランス別館などを手がけたアドリアン・ガルデール氏が参画。世界的クリエイターによる展示が期待できそうです。

カフェ&ショップも

ミュージアムには、明治時代の洋食文化を取り入れたオリジナルのカレーパンやチーズケーキ、ご当地ソーダなどを提供するカフェも併設。ショップではオリジナルグッズのほか、全国の刑務所で作られた刑務所作業品も販売される予定です。

入館料

  • 大人:2,500円〜
  • チケット販売開始:2026年2月予定
  • 開館時間:9:00-17:00(最終入館16:00)
  • 休館日:なし(メンテナンス休館を除く)

アクセスは?

奈良市中心部から北に位置する般若寺町にあります。

公共交通機関の場合

  • 近鉄奈良駅からバスで約13分
  • 「般若寺」バス停下車、徒歩6分
  • 大阪・京都からは所要時間約1時間

東大寺からも徒歩13分ほどなので、奈良観光と合わせて訪れることができる立地です。

なぜ監獄がホテルに?重要文化財を観光収益で維持する新しい形

このプロジェクトのユニークな点は、重要文化財を税金ではなく観光収益で維持していこうという取り組みであること。

旧奈良監獄保存活用株式会社が2017年に法務省と締結した「公共施設等運営事業実施契約」に基づき、赤レンガ建造物の耐震改修工事や保存・活用を進めています。開発費は約150億円程度と見込まれており、民間都市開発推進機構の金融支援も受けています。

海外では「刑務所ホテル」は既に存在していますが、日本では初めての試み。歴史的建造物の新しい保存・活用モデルとして注目されています。

星野リゾートが奈良に力を入れる理由

星野佳路代表は、「奈良は歴史的に泊まる理由がなく、大阪や京都が近いため、観光コンテンツが日帰り用に発展してきた。しかし今、奈良県はホテルの誘致を進めている」とコメントしています。

実際、星野リゾートは奈良で2026年、2027年と2年連続で新施設をオープンする予定。星のや奈良監獄に続き、2027年には明日香村に「星のや飛鳥」(35室)も開業予定です。ポスト万博を見据えた関西観光の新たな拠点づくりが進んでいるんですね。

まとめ:非日常が味わえる唯一無二の体験

調べてみて、星のや奈良監獄は単なる「変わったホテル」ではなく、歴史的建造物の保存と活用、地域活性化、そして宿泊客への圧倒的な非日常体験の提供が融合した、かなり意欲的なプロジェクトだということがわかりました。

明治時代の赤レンガ建築に泊まるという体験は、日本ではここでしかできません。2026年6月の開業が今から楽しみですね!

予約開始や最新情報は、星野リゾートの公式サイトでチェックできますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

公式サイト

みなさんは、この監獄ホテル、泊まってみたいですか?

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