
トーストって、焼き加減をちょっと間違えるだけで、外はカチカチ・中はパサパサになってしまうこともあって、上手くいかないことがありますよね。特に忙しい朝ならなおさらです。そんな悩みを解消してくれそうなトースターを見つけたので、今日はそのご紹介です。
ツインバードが手がける「匠ブランジェトースター PLUS(型番:TS-D487)」という製品なのですが、なかなか面白い経緯で作られたトースターでして。詳しく調べてみた内容をシェアしますね。
匠ブランジェトースター PLUSとは?まずは背景から
世界一のパン職人との共同開発
この製品の開発背景がちょっと変わっていて、ドイツで開催されるパン職人の世界大会「iba cup 2015」で総合優勝を果たした、日本人パン職人の浅井一浩さん(トモニパン)とツインバードが共同開発したトースターなんです。
「世界一のパン職人が、家庭用トースターを作るのを手伝う」という組み合わせが面白いなと思って調べ始めたのですが、要するに「プロが理想とする火入れを、家庭のトースターで再現しよう」というコンセプトで生まれた製品のようです。
ちなみに「PLUS」のポイントは?
前モデルからの追加点として、ロールパンモードとピザモードが新たに搭載されています。対応できるパンの種類がさらに広がったのが「PLUS」の特徴です。
気になる機能をチェック
遠赤外線と近赤外線、2種類のヒーターを組み合わせる
このトースターの特徴として、上部にカーボンヒーター(遠赤外線)、下部にハロゲンヒーター(近赤外線)を搭載しているという点が挙げられます。
遠赤外線はパンの内部にじっくり熱を届け、近赤外線は表面を素早く加熱するという役割分担があるようで、この2種類を自動制御することで「外はサクッと、中はふんわり」という仕上がりを目指しているとのこと。
秒単位の庫内温度センサーが自動で調整
庫内に温度センサーが搭載されており、秒単位で庫内の状態を計測し続けながら火力を自動で調整するようです。これにより、パンの種類ごとに設定されたオートモードを選ぶだけで、こちらが焼き加減をいちいち考えなくてもよい仕組みになっています。
オートモードは全部で15種類
オートモードの豊富さも特徴のひとつです。パンの種類と「常温か冷凍か」を選ぶだけで最適な焼き方に自動調節してくれます。
対応しているモードは以下のとおりです。
- 常温対応:トースト、クロワッサン、フランスパン、カレーパン、ロールパン、アレンジトースト、ピザ(常温)
- 冷凍対応:冷凍トースト、冷凍クロワッサン、冷凍フランスパン、冷凍カレーパン、冷凍ロールパン、冷凍アレンジトースト、冷凍ピザ
- チルド対応:チルドピザ
冷凍パンのリベイクを失敗しがちな方には、とくに便利かもしれません。
各パンモードの特徴
トースト・アレンジトーストモード
上火を強くして表面に焼き目をつけ、内部に水分を閉じ込めながら小麦の香りが引き立つ仕上がりを目指しているとのこと。トースターとしての基本性能に力を入れていることが伝わってきます。
クロワッサンモード
上火で外皮をクリスピーに、下火でバターの香りを引き出す温度まで内部を加熱するモード。表面を焦がさずに仕上げることを重視しているようです。
フランスパンモード
高温で一気に表面を加熱し、焼きたてのようなバリバリの外皮と、もっちりとした中身を両立させるモード。フランスパンのリベイクって難しいイメージがありましたが、これは助かりそうです。
カレーパンモード
揚げ物であるカレーパンは上火を弱め、下火を強くすることで表面を焦がさず内部をしっかり温め、「揚げたてに近い状態」を再現するとのこと。
ロールパン・そうざいパンモード(PLUS追加)
内部の水分を残しながら加熱し、薄皮と中身のふんわり感をよみがえらせるモード。なお、コロッケパンや惣菜系パンを温めたいときは、ふわふわ感重視なら「ロールパンモード」、具材のアツアツ感重視なら「カレーパンモード」を選ぶという使い分けができるようです。
ピザモード(PLUS追加)
黒色セラミック塗装の天板を使って裏面をパリッと仕上げ、コルニチョーネ(ふちの部分)はもっちり、チーズはとろっとした仕上がりを目指すモード。直径25cmのピザに対応しています。
オートモード以外の使い方
マニュアルモード
120℃から260℃(20℃刻み)の温度設定と、最長30分のタイマーを組み合わせたマニュアル操作も可能です。パン以外のホイル焼きやお餅、揚げ物の温めなおしにも対応できます。
なお、揚げ物を温めるときは「アルミホイルを敷いた天板の上に焼き網を乗せ、食材同士の間隔を空けて加熱する」と余分な油が落ちてサクサク感が出やすいとのこと。細かい工夫が助かります。
バーナーモード
グラタンやラザニアなどの表面に焼き目をつける仕上げ用のモードもあります。料理の最後の仕上げに使えます。
スペック・デザインなど基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | TS-D487B(ブラック)/TS-D487W(ホワイト) |
| 価格 | 29,800円(税込) |
| 製品寸法(W×D×H) | 348 × 372 × 254 mm |
| 製品質量 | 約 5.5 kg |
| 消費電力 | 1,350 W |
| ヒーター | 上:カーボンヒーター(遠赤外線)/下:ハロゲンヒーター(近赤外線) |
| 温度設定 | 120℃〜260℃(20℃刻み・全8段階) |
| タイマー | 最長30分 |
| 庫内有効寸法(W×D×H) | 270 × 280 × 110 mm |
| カラー | ブラック・ホワイトの2色 |
| 付属品 | 焼き網、天板(黒色セラミック塗装)、ガイドブック |
| 保証 | 公式ストア購入で5年保証(※) |
※5年保証はツインバード公式ストア限定です。
デザイン面では、ブラックは南部鉄器をイメージした模様が扉に施された重厚感のあるデザイン、ホワイトはスムースな質感でお部屋になじみやすいデザインとなっています。同シリーズの全自動コーヒーメーカー(CM-D457)と並べて統一感を出すこともできます。
気になるデメリットと対応策
デメリット1:価格が高め
29,800円(税込)という価格は、一般的なトースターと比べるとかなり高い部類に入ります。安いトースターなら数千円から買えることを考えると、購入のハードルは高めです。
対応策として考えられること: 公式ストアでの購入なら5年保証がつきます。長期的に使い続けることを前提に考えると、1年あたりのコストは抑えられます。また、30日間お試しサービス(公式サイト参照)も用意されているようなので、気になる方は詳細を確認してみてください。
デメリット2:本体サイズがやや大きめ
奥行きが372mmほどあり、重量も約5.5kgとずっしりとした製品です。キッチンのカウンターに置いたとき、スペースを取ることは覚悟しておく必要がありそうです。
対応策として考えられること: 購入前に設置場所の寸法を測ることをおすすめします。4枚焼き対応のサイズ感ですので、ある程度の置き場所は必要です。
デメリット3:操作に慣れが必要
15種類のオートモードとマニュアルモードが揃っており、最初はどれを選べばよいか迷うかもしれません。
対応策として考えられること: ガイドブックが付属しており、操作のガイドとして活用できます。また、そうざいパンのように「どのモードで焼けばいいか迷うシーン」に対しても、公式サイトで使い方の案内が記載されていました。
こんな方に向いているかもしれない製品です
正直なところ、万人向けの製品というよりは、特定のニーズがある方に刺さる製品だと感じました。
- 毎朝のトーストにこだわりたい方
- クロワッサンやフランスパンなど、食パン以外のパンも頻繁に焼く方
- 冷凍パンのリベイクをうまくやりたいと思っている方
- 自宅でピザを手軽に本格的に楽しみたい方
- 長く使える1台を選びたいと考えている方
逆に、「毎朝シンプルに食パンを1枚だけ焼ければOK」という方には少々オーバースペックかもしれません。
まとめ
「匠ブランジェトースター PLUS(TS-D487)」は、世界レベルのパン職人の知見をもとに開発されたトースターで、2種類のヒーターと秒単位の温度センシングによる自動制御が最大の特徴です。
焼き加減を自分で調整しなくても、パンの種類を選ぶだけでそれぞれに合った焼き上がりに近づけてくれるというのは、毎朝の朝食をちょっとグレードアップしたい方にはうれしい機能だと思います。
価格や本体サイズといったデメリットもありますが、「パンを美味しく焼くこと」に真剣に向き合った製品であることは間違いなさそうです。気になった方は公式サイトで詳細を確認してみてください。
この記事は公式サイトの情報をもとに執筆しています。価格や仕様は変更になる場合がありますので、購入前に必ず公式サイトや販売ページでご確認ください。
