
毎朝トーストを食べているみなさん、トースターにこだわったことはありますか?
私はある日、知人の家でバルミューダのトースターで焼いたトーストを食べる機会があって、「え、なんでこんなに美味しいの?」と思わず声に出してしまいました。外はサクッと、中はもっちり、しかもパンの香りがすごくいい。帰ってから気になってちょっと調べてみたら、じつはバルミューダのトースターには複数の種類があることがわかって、さらに興味が湧いてきました。
今回はその3種類をまとめて紹介しますね。「こんなトースターがあるんだ~」という感じで、気軽に読んでもらえれば嬉しいです。
バルミューダのトースターとは?まず基本をおさらい
バルミューダは2003年に東京で設立された日本の家電メーカーです。デザインと機能性にこだわった製品づくりで知られており、2015年に発売した「BALMUDA The Toaster」は、それまで1万円以下が当たり前だったトースター市場に2万円超の高級トースターを根付かせた、いわばパイオニア的な存在です。
その後、ラインアップを拡充して現在は以下の3機種が展開されています。
| モデル名 | 参考価格(直販) | 発売 | スチーム機能 |
|---|---|---|---|
| BALMUDA The Toaster | 約29,700円 | 2015年〜(現行は2023年モデル) | あり |
| BALMUDA The Toaster Pro | 約37,400円 | 2023年モデル | あり |
| ReBaker(リベイカー) | 約24,200円 | 2024年 | なし |
※価格は時期やショップによって変動します。購入前に必ずご確認ください。
それぞれ「得意なこと」が少しずつ違うのがポイントです。順番に見ていきましょう。
BALMUDA The Toaster|パンを美味しく焼くための王道モデル
スチームと温度制御が生み出すおいしさ
バルミューダのトースターといえばこれ、というスタンダードモデルです。最大の特徴は「スチームテクノロジー」と呼ばれる仕組みで、焼く前に給水口へ5ccの水を入れると庫内にスチームが充満し、パンの中の水分や香りを閉じ込めたまま焼き上げます。さらに焼き上げまでの温度を1秒単位で制御することで、パンの種類に合わせた仕上がりを実現しているとのこと。
搭載モード
- トーストモード
- チーズトーストモード
- フランスパンモード
- クロワッサンモード
- クラシックモード(170℃ / 200℃ / 230℃)
グラタンやクッキー、お餅まで焼けるクラシックモードもあるので、トースト以外の用途にも使えます。
カラーバリエーション
ブラック・ホワイト・ショコラ(ベージュ系)・グリーンなど、インテリアに合わせて選べるカラー展開が豊富なのも嬉しいポイントです。
デメリットと注意点
焼くたびに水を入れる手間がある
スチーム機能を使うには毎回5ccの水を計量して入れる必要があります。朝の忙しい時間帯にはちょっと面倒に感じるかもしれません。ただし付属の5ccカップを使えば毎回同じ量を手軽に計れますし、習慣にしてしまえばそれほど苦にならないという声も多いようです。
焼きムラが気になるケースも
レビューを見ていると「焼きムラがある」という口コミが一定数あります。庫内でのパンの置き方や焼き時間の調整でカバーできるケースも多いようですが、「完全均一に焼けるもの」という期待で購入すると少しがっかりするかもしれない点は頭に入れておいたほうがよさそうです。
お手入れパーツが多め
スチーム機能があるため、給水カップ・焼き網・パンくずトレイなど複数のパーツを定期的にお手入れする必要があります。
こんな人に向いている
毎朝トーストを食べる方で、「パン本来の風味をしっかり引き出したい」という方に向いているモデルです。バルミューダのトースターを試してみたい、という方の入り口としても選びやすい1台だと思います。
BALMUDA The Toaster Pro|プロ仕様の焼き目をプラスした最上位モデル
The Toasterとの違いは「サラマンダーモード」
The Toaster Proは、The Toasterの機能をすべて継承しつつ、「サラマンダーモード」という機能を追加した最上位モデルです。サラマンダーとは、もともとレストランなどで料理の仕上げに使われる業務用の加熱調理器具のこと。BALMUDA The Toaster Proではその名の通り、上ヒーターに火力を一極集中させ、短時間で食材の表面だけをカリッと焼き上げます。
最大火力は従来の1.4倍にあたる750Wで、最長3分間使用可能です。グラタンの仕上げや、クレーム・ブリュレのキャラメリゼ、肉や魚料理の表面を香ばしく焼き上げる仕上げ焼きに使えます。
カラーについて
現行モデルはブラックとホワイト、そしてブラックとシルバーを組み合わせたような「ブロンズカラー(BC)」の3色展開です。質感の高い塗装がキッチンに上質な雰囲気を出してくれます。
デメリットと注意点
価格が高い
直販価格で37,400円前後と、3機種のなかで最も高額です。サラマンダーモードを積極的に活用するような料理をしない場合は、The Toasterとの価格差(約8,000円)をどう考えるかが選択のポイントになりそうです。
サラマンダーモードを使いこなすには慣れが必要
「追い焼き」という概念に不慣れだと、最初はどのくらい焼けばいいか迷うかもしれません。焼きすぎると表面が焦げてしまうので、少し試行錯誤が必要です。公式ガイドブックや推奨時間が参考になります。
焼きムラの口コミも
The Toasterと同様に、焼きムラを指摘するレビューも見られます。パンの置き場所や設定時間を自分なりに調整していく必要があるようです。
こんな人に向いている
毎朝のトーストはもちろん、週末に料理を楽しむ方や「自宅でレストランのような仕上がりを試したい」という方に向いています。トーストだけでなく料理にも積極的に活用したい、という場合はProモデルの出番が増えそうです。
ReBaker(リベイカー)|惣菜パンや揚げ物の温め直しが得意なニューフェイス
スチームなしで「温め直し」を極めたモデル
2024年2月に登場した最新モデルです。上の2機種と大きく違うのは、スチーム機能を搭載していないこと。その代わり「ReBake(リベイク)モード」と「Fried(フライド)モード」という温め直しに特化したモードを新たに搭載しています。
ReBakeモードは、惣菜パンや総菜パンをパンの表面を焦がさないギリギリの温度帯で温め直すモード。フライドモードは、冷めた揚げ物を上下ヒーターを自動調整しながら加熱し、外はサクサク・中まで熱々に仕上げます。
また、オーブンモード(予熱なしで庫内240℃をキープ)も搭載されています。
搭載モード
- トーストモード
- チーズトーストモード
- リベイクモード
- フライドモード
- オーブンモード
スチームなしのメリット:操作とお手入れがシンプル
水を計量して入れる手間がないので、朝の忙しい時間でもサッと使えます。お手入れも焼き網とパンくずトレイだけでOKなので、The Toasterシリーズと比べると管理が楽です。
デメリットと注意点
トーストの食感はThe Toasterシリーズに一歩譲る
スチームがない分、食パンをトーストしたときの「外はサクサク・中はもっちり」という食感のコントラストは、The ToasterやThe Toaster Proには及ばないと評価されています。毎朝のトーストのおいしさを最優先に考えるなら、The Toasterシリーズのほうが向いているかもしれません。
ReBakerはあくまでも「惣菜パンの温め直し」や「揚げ物の再加熱」に強みがあるモデルです。
価格の割に機能差を感じるケースも
スチーム機能がないにもかかわらず24,200円という価格設定に割高感を覚える方もいるようです。ただし、揚げ物の温め直しやリベイク性能については他の2機種より優れているとも言われており、その点をどう評価するかによって満足度は変わりそうです。
こんな人に向いている
コンビニや惣菜屋さんのパンや揚げ物をよく買う方、デリバリーを活用する方に特に向いています。「毎朝トーストを焼きたい」というよりも「買ってきたものをできたての味に近い状態で食べたい」という用途にマッチします。もちろんトーストも焼けますが、メインの使い方が惣菜パンや揚げ物の温め直しなら、ReBakerが最も活躍してくれそうです。
3機種を並べて比較してみると
ここまでの内容を一覧にまとめてみます。
| The Toaster | The Toaster Pro | ReBaker | |
|---|---|---|---|
| 直販価格(目安) | 約29,700円 | 約37,400円 | 約24,200円 |
| スチーム機能 | あり | あり | なし |
| サラマンダーモード | なし | あり | なし |
| リベイクモード | △(フランスパン・クロワッサンモード) | △(同左) | ○(専用モード) |
| フライドモード | なし | なし | あり |
| トーストのおいしさ | ◎ | ◎ | ○ |
| お手入れの手軽さ | △ | △ | ○ |
| カラー展開 | 豊富(4色) | 3色 | 2色(白・黒) |
どれを選ぶか迷ったら
- 毎朝のトーストをとにかくおいしく食べたい → The Toaster
- 料理の仕上げにも使いたい、プロっぽい焼き目を試したい → The Toaster Pro
- 惣菜パンや揚げ物の温め直しがメインで、操作をシンプルにしたい → ReBaker
バルミューダのトースター、全体的に気になるポイント
価格について
3機種とも、一般的なトースターと比べると高額です。「トースターに2〜3万円以上出すのはどうなんだろう」と思う方も当然いると思います。私もそう感じました。「パンがそこまで変わるの?」という疑問はわかります。
ただ、バルミューダのオンラインストアでは30日間の返金保証を設けており、実際に自宅で試してから判断できるようになっています。気になる方にとっては試しやすい環境が整っていると言えそうです。
容量は食パン2枚まで
3機種いずれも、一度に焼けるのは山型食パン2枚程度のサイズです。家族が多い場合は数回に分けて焼く必要があります。大家族には少し不便かもしれません。
デザインのよさはたしか
機能面だけでなく、どのモデルもキッチンに置いたときの見た目がきれいです。インテリアにこだわる方にとっては、それ自体が購入の動機になることもあるかもしれません。
まとめ
バルミューダのトースター3機種、それぞれのポジションをざっくり整理すると:
- The Toasterは、毎朝のトーストを一番おいしく焼くことに特化したスタンダードモデル。
- The Toaster Proは、The Toasterの機能に仕上げ焼き用のサラマンダーモードを加えた最上位モデル。
- ReBakerは、スチームなしでシンプルに使えて、惣菜パンや揚げ物の温め直しが得意なモデル。
どれが正解というわけではなく、自分の朝食スタイルや使い方に合ったものを選ぶのが一番だと思います。私自身は、毎朝トーストを焼くなら The Toaster が気になっています。でも惣菜パンもよく食べるので ReBaker も捨てがたい……というのが正直なところです。
気になった方は、公式サイトやオンラインショップでスペックや最新価格を確認してみてください。購入前に比較ページもあるので参考になります。
※本記事に記載している価格や仕様は情報収集時点のものです。最新の情報は必ず公式サイトや各販売店でご確認ください。

