防災グッズにトイレの備えはある?伊勢藤の「Mimamo(ミマモ)」が気になったので特徴をまとめてみた

防災リュックを見直しているときに、ふと気づいたことがありました。「そういえば、トイレってどうするんだろう?」と。

水や食料の備蓄はしていても、トイレの備えって意外と後回しにしがちですよね。私もその一人でした。そんなタイミングで見つけたのが、株式会社伊勢藤が販売する簡易トイレ「Mimamo(ミマモ)」という商品。ちょっと気になって調べてみたので、シェアしたいと思います。

災害時のトイレ問題、実はかなり深刻

まず少し前置きとして。

地震などの災害が起きると、建物の損傷や断水によって自宅のトイレが使えなくなるケースがあります。そのとき頼りになるのが「携帯トイレ」や「簡易トイレ」なのですが、備えている人はまだまだ少ないのが現状です。

避難所でのトイレが不衛生だったり、列が長くてトイレを我慢してしまい、体調を崩す人も多いと聞きます。特に高齢の方や小さなお子さんがいるご家庭では、トイレ環境の不安は切実な問題です。

そういう背景を知ると、「備えておいて損はないな」と感じました。

簡易トイレ Mimamo(ミマモ)とは?

「Mimamo」は、大阪の生活用品メーカー・株式会社伊勢藤が開発した簡易トイレです。プレスリリースによると、2026年3月に発売予定の新商品とのこと。

一般的な簡易トイレは段ボール製のものが多いイメージですが、Mimamoはプラスチック製。見た目もシンプルで、ホワイトとグレーの2色展開です。

Mimamoの特徴・メリット

一般家庭のトイレに近い高さ設計(約42cm)

Mimamoが一番こだわっているのが、この高さ設計です。

組み立て時の高さは約42cm。一般的な簡易トイレは35cm前後が多いようなのですが、それだと立ち座りの際に膝や腰に負担がかかりやすいという課題があったそうです。Mimamoは家庭用の洋式トイレに近い高さを実現することで、災害時でも「いつも通り」に近い感覚で使えるよう配慮されています。

高齢の方や腰・膝に不安がある方にとっては、この高さの差はかなり大きいと思います。

収納ボックス付きで備えがまとめられる

Mimamoには収納ボックスが付属しています。

トイレットペーパー・凝固剤・処理袋・ウェットティッシュ・ハンドジェルなどを事前にセットしておけるので、いざというときに慌てず使える、という設計です。

「どこにしまったっけ?」という状況を防げるのは、非常時には地味にありがたいポイントだと思います。簡易トイレに収納機能がついているのは他社製品にはあまり例がないとのこと。

一段にすれば子ども用の高さに(約22cm)

2段重ねで約42cm(大人用)、1段にすれば約22cmとなり子ども用の高さになります。

お子さんが安定して座りやすい高さは約22〜25cm程度とされているそうで、Mimamoはその範囲に収まる設計。家族全員で使える1台、というのが売りのひとつです。

さらに、補助便座を取り付ければ幼児にも対応できるとのこと。小さなお子さんがいるご家庭にはうれしい設計ですね。

抗菌加工&丸ごと水洗いOK

便座部分には抗菌加工が施されており、汚れたときは丸ごと水洗いできます。

段ボール製の簡易トイレは水に弱いという弱点がありますが、プラスチック製のMimamoは濡れても使用でき、繰り返し使えるのが強みです。災害時は衛生環境が不安定になりやすいので、洗えるという点は安心感につながります。

フタ付きバケツで汚物を一時保存できる

使用後の処理袋はフタ付きバケツに一時保管できます。バケツも抗菌仕様とのこと。

災害時はゴミ収集が止まることも多く、汚物をしばらく自宅で保管しなければならないケースもあります。フタ付きで密閉できる点は衛生面・におい対策として重要だと思います。


気になる点・デメリットも正直に

メリットばかりでなく、気になる点もまとめておきます。

凝固剤・処理袋は別途用意が必要

Mimamoはトイレ本体と収納ボックスのセットですが、凝固剤や処理袋・消臭剤などの消耗品は別売りの可能性があります(プレスリリースのセット内容からは明記が確認できませんでした)。

対応策: 購入時にセット内容をしっかり確認し、凝固剤・処理袋は別途まとめて備蓄しておくと安心です。市販の携帯トイレ用消耗品と互換性があるかも購入前にチェックしておきたいところです。

プラスチック製のため、かさばる可能性がある

段ボール製の簡易トイレは折りたたんで薄くできるものが多いですが、プラスチック製のMimamoはある程度のスペースが必要です。

収納時サイズは約W30×D37.5×H23cm。収納ボックスは約W24.2×D29.5×H16.3cm。

対応策: 押し入れやクローゼットの片隅、ベッド下などに収納スペースを確保しておきましょう。日常的に手の届く場所に置いておくと、非常時にもすぐ使えます。

テント・プライバシー確保は別途必要

簡易トイレ自体の機能はしっかりしていますが、避難所や屋外で使用する場合はプライバシーの確保が必要です。

対応策: 着替え用のポップアップテントや目隠しシートなど、プライバシーを確保できるアイテムをセットで備えておくと、より安心して使えます。


こんな人に特に向いていそう

Mimamoを調べていて、特に合いそうだと感じたのは以下のような方です。

  • 高齢の家族と同居している方(高さ設計が配慮されている)
  • 小さなお子さんがいるご家庭(子ども用の高さにも対応)
  • 防災グッズをコンパクトにまとめたい方(収納ボックス一体型)
  • 繰り返し使えるものを備えたい方(プラスチック製・水洗いOK)

逆に、とにかく収納スペースを取りたくないという方には、折りたたみ式や段ボール製の簡易トイレの方が向いているかもしれません。自分の住まいや家族構成に合わせて選ぶのがベストだと思います。

商品スペックまとめ

項目内容
商品名簡易トイレ Mimamo(ミマモ)
組み立て時サイズ約W30×D37.5×H42.5 cm
収納時サイズ約W30×D37.5×H23 cm
収納ボックスサイズ約W24.2×D29.5×H16.3 cm
材質ABS樹脂・ポリプロピレン
耐荷重約150kg
カラーホワイト・グレー
発売時期2026年3月

まとめ:トイレの備えも防災の基本のひとつ

食料や水の備蓄は意識している方も多いと思いますが、トイレの備えはまだまだ盲点になりやすい部分です。

Mimamoは「家庭用に近い高さ」「子どもにも対応」「収納ボックス一体型」「繰り返し使える」という点が他の簡易トイレとは一線を画すポイントだと感じました。プラスチック製ならではのデメリット(かさばる)もありますが、長く使えることを考えればコストパフォーマンスは悪くないかもしれません。

「そういえばトイレのこと考えてなかった」という方は、防災グッズを見直すついでにチェックしてみてはいかがでしょうか。


本記事はプレスリリースをもとに作成した紹介記事です。商品の詳細・最新情報は公式サイトや販売ページにてご確認ください。

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